仕事が沢山あった時は、毎日毎日、疲れて家に帰って来て、泥のように眠って、また次の日仕事に行って、何とか生きている感じでした。お金は沢山あったけれど、生きている感覚はほとんどありませんでした。今は、とっても生きている感覚がありますが、あまり仕事がないので、収入がありません。その日暮らしではありませんが、余裕はゼロです。
絵描きの友人が、昔私に行ったことがあります。「乞食になりたい。乞食になったら、一かけらのパンに感動すると思う。そんな感覚を経験してみたい」と。一かけらのパンに感動するような人が描く絵は、どんな絵なのだろうねと、二人で話したことがあります。きっと、普通の生活をしている人には見えないものが見えるのだろうねと。そんな人が描く絵を見てみたいねと。
大切な感覚を私も勉強したいと思います。